中国地方旅行ガイド|車なしのモデルコース・山陽と山陰の回り方

中国地方を初めて旅行するなら、広島・宮島か岡山・倉敷を中心に二泊三日で回ると計画しやすくなります。鳥取砂丘と市内観光や松江・出雲まで足を延ばすなら、山陰にも泊まる行程を考えてみましょう。五県を全部回るより、行きたい場所で過ごせる時間を残すのがおすすめです。

繁體中文:中國地方自由行攻略

この記事では広島・岡山・鳥取・島根・山口の選び方と、三日・五日・七日の行程例を紹介します。出発地や帰りの交通に合わせて、順序を入れ替えて使ってください。

中国地方の五県、どこへ行く?

県 行き先の例 行程の組み方
広島 広島市街地・宮島・尾道 市街地と宮島を一日ずつ。尾道は別の日に
岡山 後楽園・岡山城・倉敷 一日で両市を回るか、一泊してゆっくり散策
鳥取 鳥取砂丘・海岸・温泉 宿泊地から観光地へのバスを先に選ぶ
島根 松江・出雲・石見 松江と出雲を組み合わせ、石見は移動日を別に
山口 下関・萩・秋吉台 まず行きたい方面を決め、宿と交通を合わせる

瀬戸内側の山陽では、岡山・広島・山口の主要駅を新幹線で結べます。日本海側の山陰では、鳥取・島根の観光地に合わせて特急や普通列車、バスを組み合わせます。南北をまたぐ日は、観光に使える時間が短くなることも考えておきましょう。

二泊三日なら広島・宮島、または岡山・倉敷

広島・宮島:一日目は広島へ到着し市街地を散策、二日目は宮島、三日目は市内で見たい場所を回って帰路へ。宮島で弥山やロープウエーも楽しむなら、厳島神社周辺の散策と合わせて一日を使うと余裕ができます。

岡山・倉敷:一日目に岡山後楽園と岡山城、二日目に倉敷美観地区、三日目を買い物や帰りの移動に使う行程です。美術館をゆっくり見る人にも向いています。一泊二日なら市街地の時間を減らし、遠い県の観光を追加しないほうが回りやすくなります。

岡山駅から倉敷駅へはJRで約17分、美観地区へは駅から徒歩約15分。広島駅から宮島口へはJRで約28分、そこから宮島へのフェリーが約10分です。待ち時間と乗り換えの歩行時間は別に必要になります。詳しくは広島観光、宮島の回り方、岡山・倉敷観光へ。

四泊五日なら広島・宮島から岡山・倉敷へ

  1. 一日目は広島へ。到着後は市街地を歩き、広島に泊まります。
  2. 二日目は宮島へ日帰りし、夕方に広島へ戻ります。
  3. 三日目は岡山へ移動。荷物を預けて後楽園か岡山城を訪れ、岡山に泊まります。
  4. 四日目は倉敷へ。美術館や町歩き、買い物を楽しみます。
  5. 五日目は岡山市街地で過ごすか、列車・飛行機の時刻に合わせて帰ります。

出発地によっては岡山から広島へ逆向きに回っても構いません。尾道の千光寺・猫の細道を歩くなら一日増やすか、一つの観光日と入れ替えましょう。広島から岡山へ宿を替える日に、宮島と尾道まで全部回る行程は移動が多くなります。

六泊七日なら山陰か山口を追加する

広島・岡山から松江・出雲へ:最初の二日を広島と宮島、三・四日目を岡山と倉敷、五日目を山陰への移動に使います。六日目に松江か出雲、七日目にもう一か所か帰路に使う行程です。七日目に岡山から飛行機に乗る場合は、先に帰りの列車を選び、二つ目の観光地は時間に応じて減らします。

広島から山口へ:広島と宮島で二日過ごした後、下関か萩・秋吉台方面を選びます。下関の市場・海峡周辺と、萩や秋吉台は同じ市街地ではありません。九州方面へ向かう旅なら山口を西へ回る行程が候補になります。

七日間で山口・鳥取・松江・出雲・広島をすべて回ろうとすると、長い移動が増えます。山陰を加える旅と山口へ向かう旅は別の候補として比べてみてください。

岡山から松江・出雲へは特急やくもを使う

特急やくもは岡山から米子、松江を経て出雲市へ向かいます。大阪や広島から新幹線で岡山へ着いた後に乗り換える場合は、きっぷの受け取りと乗り換えの時間も必要です。

出雲市駅に着いたら、出雲大社まではさらに現地の交通を使います。鳥取市へ行く場合も、米子や松江へ向かう行程をそのまま使えるわけではありません。目的地の駅名を決めて、旅行日の列車を選びましょう。路線はJR西日本の特急やくも案内(繁体字)、列車やきっぷはJR西日本の検索(英語)で確認できます。

車なしなら、駅から観光地までのバスも行程に入れる

広島・岡山・倉敷の市街地では、列車や路面電車、バスを組み合わせて観光できます。一方、砂丘・海岸・山間部などでは、主要駅から先の交通が必要です。列車が市街地に着く時刻を、観光地に着く時刻と考えないようにしましょう。

バスの本数が少ない場所は、行きと帰りを一緒に選んでから観光時間を決めます。萩・秋吉台・石見などへ足を延ばすときは、一泊する、車を使う、別の観光地に替える、といった候補を比べると、無理な往復を減らせます。

駅近くの宿と観光地近くの宿を比べる

翌日に新幹線や特急を使うなら、駅近くの宿が便利です。広島で連泊して食事や買い物を楽しむなら、市内の商店街周辺と駅への交通を比べて選べます。山陰へ移った後は、松江か出雲など、翌日の目的地に合う街に泊まると移動を減らせます。

温泉旅館や郊外の宿を選ぶときは、夕食、最終チェックイン、駅からの送迎を先に確認します。岡山に泊まって出雲へ行き、その日のうちに広島へ移動するような行程は、毎日の観光時間を短くする場合があります。

宿を替える日は、大きな荷物を先に預ける

都市を替える日は、到着後の荷物の預け先と宿への行き方を決めてから、近くの観光地を一つ選びます。倉敷や宮島の町歩きでは、大きな箱を持ち歩くより、宿などに預けてから回るほうが楽です。

チェックアウト後の預かり時間や受け取り時間、配送を使う場合の到着日と宿の受け取り条件は先に尋ねておきます。薬、身分証、充電用品とその夜に使う衣類は手元に残してください。

鉄道の割引きっぷは、使う区間を決めてから比べる

新幹線・特急と、地方のバス・フェリーを分けて考えます。割引きっぷや周遊券は、利用できる路線、車種、席、購入資格が異なります。JRのきっぷがすべてのバスや船で使えるとは限りません。

岡山・倉敷だけを回る旅と、広島から山陰まで移動する旅では、必要なきっぷも違います。訪日旅行者向けのパスには利用資格があるため、国内旅行でもそのまま使えると考えず、自分が購入できるきっぷを公式案内で比べましょう。

雨の日や冬は、泊まる街の近くで過ごせる行程に

広島では資料館などの室内見学を増やし、倉敷では開館日に合わせて美術館を訪れると、雨でも過ごしやすくなります。山陰や山間部の冬は、雪と道路・列車の運行情報も見て計画してください。瀬戸内側の天気だけで、日本海側も同じと考えないようにしましょう。

列車が止まったり、観光地が休館したりした場合は、宿泊と帰りの交通を先に確保し、観光の数を減らします。穴埋めのために遠い県への往復を増やすと、次の予定まで影響が出ることがあります。

中国地方と瀬戸内・四国はどう違う?

中国地方は本州西部の五県です。瀬戸内を巡る旅は海の両側が対象になるため、香川や愛媛など四国側へ渡ることもあります。高松・松山・徳島・高知は、中国地方の五県には含まれません。

岡山から高松や瀬戸内の島へ渡るなら、瀬戸内の都市と島のモデルコース、島巡りの船と港の案内を参考にしてください。広島や岡山の市街地観光とは、別の移動時間が必要です。

中国地方旅行でよくある質問

初めての旅行は何日がよいですか?

三日なら広島・宮島か岡山・倉敷、五日なら二つをつなぐ旅、七日なら山陰か山口を加える行程が候補です。到着日と帰る日は観光時間が短くなることも考えて日数を選びます。

五県を全部回る必要はありますか?

ありません。海岸、美術館、神社、温泉など行きたい場所を選び、現地で過ごせる時間を残すほうがおすすめです。

全部広島に泊まって回れますか?

市街地や宮島などの観光には便利ですが、山陰や山口でじっくり観光する場合は宿を替える候補も比べましょう。毎日の往復時間を計算してから連泊を決めると安心です。

中国地方の地図と関連記事

本州の南北の位置を地図で見て、列車やバスの時刻は旅行日で調べます。

以下は繁体字の関連記事の表紙です。掲載地の実景写真ではありません。画像を押すと繁体字の記事へ移動します。

鳥取、松江、出雲を中心に旅を組む場合は、山陰の一泊二日・三泊四日・四泊五日モデルコースをご覧ください。岡山での特急乗り換え、出雲大社への交通、車なしでの宿泊地を詳しくまとめています。

地域の案内は日本政府観光局の中国地方紹介(英語)でも読めます。

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